タカラヅカと私

カスOL 兼 駆け出しのヅカオタ

「関係性」の宝庫ことタカラヅカの各組トップ&2番手紹介(2017年1月現在)

「関係性」というものに心惹かれるのは、色んな界隈のあるあるではないかと思う。ももクロの5人の中で「ももたまい」が好きとか、『相棒』での相棒ごとの違いの面白さとか。「あるグループの中の、ココとココ」という組み合わせを楽しむ心を持つ人にタカラヅカを超おすすめしたいなと日頃から考えている。なぜならタカラヅカにはそういった「関係性の妙」が無限に詰まっているから…!代表的なのはトップスターとトップ娘役の「トップコンビ」だけど、それ以外にも本当に色々あるわけで。今日はその中のひとつ、「5組違って全部いい!〜トップスターと男役2番手〜」をお送りします!!

 

花組

トップ:明日海りお様/89期・169㎝/穏やかさとナイーブさを併せ持つ天才肌

2番手:芹香斗亜様/93期・173㎝/大らか自由人に見えて気遣いの達人

パッと見、どちらもゆるくてほわほわしている花組コンビ。明日海りお様が月組から組替えして1年ちょっとでトップに就任したこともあり、最初の内は人見知り同士の固さがあったように思う。なんせ組替え直後は仲間との食事を「ちょくちょく断っていた(フォトエッセイ『晴れでも。雨でも‼︎』より)」ナイーブな明日海りお様と、遠征先ではホテルに引きこもりがちな芹香斗亜様。お互いグイグイ行けるタイプでも無さそうなので、作品を作っていく過程で少しずつ信頼関係を築いてきたんだろうなぁという気がする。

2017年現在、それがすごくいい感じになっている。みりお様もキキちゃんを信頼してイジってみたり、キキちゃんもみりお様を理解してそれに応えて支えてる印象がある。あと、キキちゃんは割と場を回したり盛り上げたりが上手なので、ナウオンとかのトーク番組ではとても頼もしい。

『仮面のロマネスク』『Melodia』の全ツ・梅芸楽で、明日海りお様がたどたどしい関西弁でご挨拶してくれたことがあった。途中何度か芹香斗亜様を振り返って確認していたので、関西人ジェンヌ・キキちゃん監修であることは間違いないわけで。みりお様がキキちゃんに相談したのか、キキちゃんがみりお様に提案したのかは分からないけど、どっちにしろ良い関係だなと思う。あと、この時の舞台写真で2人が体をくっつけて笑い合ってるやつがあって、特に芹香斗亜様の笑顔がめちゃくちゃいいので、キャトルに行くことがあったらぜひ見て下さい。

 

月組

トップ:珠城りょう様/94期・172㎝/犬顔・大柄下級生トップスター

2番手:美弥るりか様/89期・168㎝/猫顔・小柄上級生2番手

タカラヅカでは珍しい下級生トップスターが新生月組のコンビ体制となる。基本的に年功序列タカラヅカ、上級生の2番手というのはどっちもやりづらいのではなかろうか…と思ってしまうけど、それを感じさせないぐらいるりか様の自然な気遣いが素晴らしい。

下級生のたまきち様をトップスターとしてしっかり立てながら、とても頼もしくフォローし、盛り上げ、それでいて2番手として出過ぎない。それに全部無理がないので、すごく落ち着いたいい関係に見える。とにかくるりか様の「性格の良さ」が抜群。

『カルーセル輪舞曲』の男役群舞でも、大型犬っぽい雰囲気のダイナミックなたまきち様の横で、目が大きく猫っぽい色気のあるシャープなるりか様が踊ってると、対照的でとても面白い。この関係性を生かして、これからどんな作品が見られるのかとても楽しみだなと思う。

 

雪組

トップ:早霧せいな様/87期・168㎝/美人なのに熱血、人間力がすごい

2番手:望海風斗様/89期・169㎝/顔は濃いのに心は白百合、真面目度がすごい

ちぎだい、もしくはちぎもんとして人気が高い雪組コンビ。ほんとに相性が良くて、見ていてすごく楽しい&気持ちがいい。その1番の要因は早霧せいな様の人格にあるんじゃないかなぁた思う。早霧せいな様は抜群に美人で、それと同時にめちゃくちゃ面白い人でもある。本人が意図していない、本人は全力で一生懸命やっているタイプのウェルメイドコメディみたいな人で、見てるととにかく好きになってしまう。人格者というか、『私立探偵ケイレブ・ハント』『GreatestHITS!』のプログラムで稲葉先生が書いていた「迸る情熱に溢れた早霧は正しく今日を生き明日へ向かって疾走していく人間力に溢れたトップスターです。」というのがほんとそれ!という感じ。

対してだいもんは、自他共に認める真面目ジェンヌで、真面目過ぎて「面白い挨拶ができない」とかに真面目に悩んでしまうタイプなので、同じく真面目なのに超面白いちぎさんのことを真面目に尊敬している気がする。それも面白い。だからもう、本人達は2人してウェルメイドコメディで、トーク番組もいっつも楽しそうで、でも見せてくれる芝居やショーの実力値が高くて、そんなの好きになるっきゃない!というのが私の気持ちです。

私はだいもんが明日海りお様の次に好きなので、大好きなだいもんが組替えした雪組のトップスターが早霧せいな様で本当に良かったなと思ってるし、早霧せいな様にはめちゃくちゃ感謝している。2番手に無いものを持っているトップスターとそれを本気で尊敬している2番手という正統派の関係性…ちぎだい…最高!!

 

星組

トップ:紅ゆずる様/88期・173㎝/大阪出身・叩き上げ系努力家スター

2番手:礼真琴様/95期・169㎝/東京出身・若手でピカイチの実力派スター

残念ながら、私は紅ゆずる様プレお披露目の『オーム・シャンティ・オーム』を観られていない&大劇場お披露目はまだ先なので、このコンビについてはあまり語ることができない。ただすごく楽しみなのは、他の4組と違って星組のこの2人だけが、生え抜きの星組生同士であることだ。

私は生え抜きに特別の価値があると思っている訳ではないけれど、「柚希礼音様の下で約6年間2番手として支え続けた」紅ゆずる様と、「柚希礼音様に憧れてタカラヅカを目指し、新人公演で柚希礼音様の役を4回もやった」礼真琴様という組み合わせには何かアツいものを感じる。北翔海莉様の時代もあわせて、同じ人の背中を一緒に追いかけ、協力して支え続けてきた「同志」である2人の新たな関係性にめちゃくちゃワクワクしている。

あとは紅ゆずる様が大阪出身で歌劇団屈指のコメディエンヌであり、対する礼真琴様は東京出身子役経験ありと、違う性質を持ってそうなのも面白い。アドリブでガンガンに攻める紅ゆずる様と、それに振り回されたり立ち向かったり、そんで褒められて喜んだりする礼真琴様が観られそうでほんとに楽しみ!!スカピン絶対観に行くぞーーーー!!

 

宙組

トップ:朝夏まなと様/88期・172㎝/劇場ごと抱ける手足の長さと包容力とチャラさ

2番手:真風涼帆様/92期・175㎝/劇場ごと落とせる低音とセクシーさと素顔ギャップ

全5組の中で「最もホストクラブをやって欲しい組」ことイケメン揃いの宙組。その筆頭のまぁまかのお2人である。2人とも男性的なイケメンで、長身で、セクシーさがあって、九州出身で…と共通点が多いコンビ。真風涼帆様は朝夏まなと様のトップ就任と同時に組替えで2番手就任したこともあり、「2人で同時に1つの代をスタートさせた」というバディ感が強いのも特徴だなぁと思う。それプラス、朝夏まなと様の明るいキャラクターや組カラーもあって、組替えからそんなに経たない内から真風涼帆様がのびのび楽しそうにしていて、宙組っていい組なんだなぁと思った記憶がある。

全国ツアー公演『メランコリック・ジゴロ』ではタイプの近いまぁまかコンビの良さがめちゃくちゃ出ていた。ジゴロのまぁ様、その悪友のスタンがゆりか様。とにかく2人ともスタイル抜群なのでスーツ姿で並ぶと、かっこよさが倍々ゲーム!天井知らずのうなぎ登り!となる。そのうえ2人のかけ合い漫才のようなテンポのいい会話のやりとりがめちゃくちゃ良かった。

とはいえ『エリザベート』のような1人の女性を巡って対立するようなやつも、「無理まじで無理どっちも最高すぎて絶対選べない」感がすごい。いや〜ほんと宙組も最高〜!

 

ということで、5組あれば5通りの関係性があり、それすなわち5通りの最高があるということが伝われば幸いです。他にも「同期」とか「先輩・後輩」とか色々あるので、関係性に何かドラマを見出す覚えのある人は、みんなタカラヅカを見るといいと思う!!楽しいから!!それでは、本日はここまで〜!!