タカラヅカと私

カスOL 兼 駆け出しのヅカオタ

身の内にマグマを抱えているので

仲良しヅカ友達との新年会を経た。各々の活動報告(出張にかこつけて花組東京宝塚公演を観に行った話、月組グランドホテルの入り待ちで美弥るりか様の会の方が超優しかった話、牧彩子先生の個展でタカラジェンヌ風似顔絵を描いてもらった話など)がひと段落した後、こんな話題となった。

それは「職場の人や、観劇仲間ではない友人からタカラヅカの話をふられた時の振る舞いって難しくない??」というものだ。

誤解の無いようにまずお伝えしたいのは、決して嫌なわけではないということだ。むしろ超嬉しい。超超超、嬉しい。血湧き肉躍っちゃう!緒月遠麻様ばりのテンションでリズミカルに銀橋わたっちゃう!!というぐらい嬉しい。だからこそ、慎重になるのである。

なぜならば、私達ヅカオタは身の内にマグマのような愛を抱えている。もし火力調節を間違えば、相手を炎の渦に巻き込んでしまいかねない。なので、相手(との関係、相手のヅカ知識量、ヅカへの好感度、興味を持っているのは何か等)を見極めた上で、適切な火力に調整しなければならない。私の火力調節は以下の5通りである。

 

【レベル1】点火しない

相手:私がヅカオタであることを全く知らない。やや距離のある職場の人、飲み会等何か別の目的で居合わせた友人の友人など

対応:ヅカオタであることをおくびにも出さない

「話をふられる」というか「ただ単に話題に出た」レベルの時の対応はこれ。私はあまり点火せず、観察するスタンスでいる。「(抽選などに当たったことがあるか?という話題で)昔何かでタカラヅカのチケット当たって観たことある〜」とか「(二次元ミュージカル多くない?という話題で)タカラヅカでもこないだるろ剣やってなかった?」とか。この場合、話題のメインではないので「当たったのって何の演目でした?」「私るろ剣観に行ったんですけど」等を差しはさむと場合によっては話題をかっさらうことになりかねないので、自重して世間様の中でどういう風に認識されているのかを楽しむにとどめている。

 

【レベル2】とろ火

相手:私がヅカオタであることを全く知らない。わりと親しくしている職場関係の人、付き合いの浅い友人、合コンなど

対応:タカラヅカを知っている・観たことがある程度に抑えておく

タカラヅカって観たことある?」とか「友達に誘われてるんやけどさ〜」とか、タカラヅカを話題としてふられた時はこれ。内心、えっ何!?私がヅカオタって知らんよね?とドキドキするやつ。相手の情報がない場合、とりあえずとろ火で点火する。「母親に誘われて観たことあるよ」「いいやん、どんな演目なん?」等、そろ〜っと。ここで急に、「観たことあるっていうか、超ハマってるよ!」「マジで?いつ?何組の?」等、いきなり高火力にならないよう注意する。相手に火傷を負わせる可能性がある。相手のリアクションや話の広がりを見つつ、「確か花組さん、やったかなぁ〜」「私の友達もそれ観に行くって言ってたけど、すごく人気のある人なんやって〜」とジワジワ調節していく。

 

【レベル3】弱火

相手:私が観劇好きであることを何となく知っている。職場でも友人と呼べる同僚、私個人を認識している友人、twitterなど

対応:タカラヅカが好きであることを公表、組・ジェンヌ名(芸名フル)を会話に出す

このレンジが一番広い。「タカラヅカ最近も観てる?」とふられたら「先週も花組公演観てきたんですけど!トップスターの明日海りお様が今回も最&高&High&Highにかっこよかったです!!」と答える。ポイントとしては「花組」「トップスター」「明日海りお様」等、いわゆるタカラヅカ用語もサラッと出すところである。相手がある程度理解してくれる、もしくは「タカラヅカには花月雪星宙の5組があって」と説明できる、説明しても引かれないぐらいの間柄の場合、弱火となる。全くタカラヅカを知らなかった職場の同僚や友人が弱火でも受け入れてくれるようになると、時々「チケットって取るの難しい?」「1回観てみたいかも」と言ってくれる人が出てくるので、個人的に大切に付き合いたいゾーン。

 

【レベル4】中火

相手:私がヅカオタであることを知っており、本人も私と同程度にタカラヅカが好きである

対応:ヅカオタであることが前提、愛称で会話する

いわゆるヅカ友達ゾーン。「タカスペマチソワしたってマジで?」「マチネはライブビューイングですけどね!みりお様とまぁ様のトート対決最高でした!」「最高やったね!逆に『黄泉に返して!』ってなるよね!」みたいな会話になる。

タカスペ=タカラヅカスペシャル、マチソワ=マチネ・昼公演、ソワレ・夜公演の1日に2回観ること(ダブルともいう)、みりお=明日海りお様、まぁ様=朝夏まなと様、『黄泉に返して!』=『エリザベート』という作品において、トートに対してヒロイン・エリザベートが言った「(黄泉の世界から現世へ)私を返して!」という印象的なセリフを踏まえて、「そんな魅力的なトートが2名もいるならむしろ黄泉の世界に行きたい」という気持ちを表している。という、ヅカオタ以外には解説が無いと何が何やらレベル。基本的にジェンヌさんのことは愛称で呼び表すので、ファンになりたての頃は1番そこに苦労した。

 

【レベル5】強火

相手:同志。もしくは私よりもヅカオタ歴の長い先輩のような友人。

対応:全力でいく

「今月のきゃびぃ様の組レポ。読んだ?」といった歌劇・GRAPHの話題、 「次の宙組、上田久美子先生のお芝居&稲葉先生のショーって期待しかないな」といった演出家の先生の話題、「89期・95期はもちろんスーパースター期で最高、でも90期の頼れる感、94期の縁の下の力持ち感もまた別で最高…」「ていうか95期にブリドリネクスト回ってきたら何やって欲しい?」という期ごとの生徒を把握しての話題等々、ある程度の知識や観劇経験が必要とされる。私もまだまだ駆け出しのヅカオタなので勉強中ではあるが、少しずつ学んで蓄積されて、この「話したいことを分かち合える相手と話したいだけ話せる(お互いのマグマを見せ合う)」のはとっても楽しい。話題はいくらでもあり、たとえ17時半開始でご飯を食べ、その後カフェに移動して23時まで喋っても「時間足りなかったね!」となる。マグマ大放出である。

 

いかがでしょうか。火力調節の大切さ、分かってもらえたでしょうか。時々、とろ火・弱火対応してる相手から「朝夏さん、だっけ?」とか大好きスター名をブッ込まれて「ま、まぁ様!」と中火になってしまってハッとしたりする。「タカラヅカ好きなはずなのに、話振っても反応あんまりかな?」と思っても、それは一生懸命火力を抑えようとしてるだけなので気にしないで欲しい。

繰り返しになるが、決してタカラヅカの話を振られると困るわけではない。たまに「前の職場にタカラヅカを好きな人がいたけど、その話しかしなかった」「なんでもタカラヅカの話に持っていく」と言ったことを耳にする。どんなジャンルでも、自分の好きなものを押しつけすぎるのは良くないし、そのジャンルへの好感度が下がってしまう。私は私が原因で、誰かの「タカラヅカへの好感度」を絶対に落としたくないのだ。

そんなわけで、このブログでは弱火〜中火、時々強火ぐらいで遠慮なくマグマを放出していくので!!火傷させたらごめんなさい!!書きたいだけ書けるって楽しいな〜!!