タカラヅカとご贔屓と私

いつも心に黒燕尾

2段階で落とされる

私のご贔屓は、今をときめく花組トップスター・明日海りお様です。ということを伝えた時、「どういうところがいいの?」と聞かれることがある。その場合、相手と自分の関係性、相手のヅカ知識や受け入れ容量などを推し量った上で答えるようにしている。例えば会社の先輩であれば、「ビジュアルがめちゃくちゃ良くて、プラス歌とダンスとお芝居と三拍子揃ってて、あとビジュアルがほんとに最高なとこです」にとどめておく。とどめておくけど、絶対に伝えたいビジュアルの良さはつい2回言っちゃう。

しかしここはブログ!私の好きに書いていいやつ!嬉しい!好きなものや人の話はいくらだってしたい!!!!そんなわけで、「明日海りお様のここが最高」の回を始めます!!

 

①圧倒的に華やかな舞台姿 

雑誌や民放番組への出演など、昔に比べて露出が増えたとはいえ、好きだ!!となるのはやっぱり舞台姿を見て、というのが1番多いのではないかと思う。特に明日海りお様はなんてったってビジュアルがお強い。

有名なヅカオタまんが『ZUCCA×ZUCA(著者:はるな檸檬先生)』にて、「全ヅカオタが絶対の自信を持つ」と絶賛された美貌…ほんと最高…これに劇場のセットや照明、羽根が加わった時のオーラたるや…!!

そして冒頭の先輩にもサラッと伝えた通り、明日海りお様は歌唱力もあり、ダンスは手の使い方が美しく、『新源氏物語』にて「文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞」を受賞されるなど演技力にも定評がある。私は特にお芝居がいいなと思う。とにかくもう、メロメロになるっきゃない!それが舞台に立つ、明日海りお様の魅力である。

 

②穏やかでほんわかした素顔

客席でメロメロになったら、次はスーパー情報収集ターンに入るわけで。私の友達・インターネットに明日海りお様のことを尋ねると、色んなことを教えてくれる。

・花が好き。休日にお花屋さんに行くのが楽しみ。

・千秋楽などのご挨拶は基本的にゆるっとしている。「終わりです。」と学級会のように締めることも多い。

・司会者の「今回は斬新なセットですが」に対して、「えっ?マジンガーZ?」と聞き返したことがある。

かわいい。エピソードが全部かわいい。マジンガーZて。あと舞台メイクではない普段のお化粧の顔も最高。

キリッとしてる時はかっこいい寄りだけど、動いて話してる姿はほんとにかわいい。舞台上のトップスターオーラバリバリの明日海りお様とのギャップがすごくて、これはもう、ますますメロメロになってしまう!!なるしかない!!

 

③ 素顔の奥にあるもの

舞台上とそれ以外でギャップがあることはご理解いただけたと思う。しかし恐ろしいことに、そこから更にもう一段、ギャップがあるのである。

それは雑誌のインタビューなどで垣間見える、明日海りお様の「情熱」だ。

・(他の世界に行きたいと思ったことは?という質問に対して)私は宝塚という世界が本当に好きで入ったので、宝塚でやれなければ意味がなかった。だから他の世界でやろうとは考えませんでした。私はそんなに背が高い方ではないんですけど、それでも宝塚の男役が好きで、そこにこだわりました。【週間ダイヤモンド 2015年6月27日発行】

「宝塚でやれなければ意味がなかった」と断言するほどの、執着といってもいいぐらいの強い気持ち。それがあの美しく、ほんわかした明日海りお様のごく内側にあって、静かに熱く燃えさかっているということに、なんだかすごく感動した。

 

いかがでしょうか。ここまで読んでくれた方はいるんでしょうか。会社の先輩にここまで話すには、ランチの時間は短すぎる。いわゆるひとつの『愛するには短すぎる』。

もちろん上に書いたことはいわゆるパブリックイメージというか、私が知ることができる範囲から感じたもので、全て本当にその通りというわけではない。それでも私が明日海りお様のどういうところが好きなのか、少しでも伝われば嬉しいです。これからも精進してまいります。えー…終わりです。本日は本当に、有難うございました!!