タカラヅカと私

カスOL 兼 駆け出しのヅカオタ

花組公演『Sante!!〜最高級ワインをあなたに〜』感想

 大劇場公演としてはメロディアぶりの洋物ショー!初回の観劇後は「花組のショーを観たな〜!!」と「藤井大介先生のショーを観たな〜!!」が同時に押し寄せてきて、とにかくワイン飲めるお店に行こう!サンテしよう!夜通し飲むの!とやたら盛り上がった思い出。公演グッズのワイングラス、いるのいらんの?とヅカオタを迷わせる、『Sante‼︎』の感想まとめです!(私は買いました)

 

序章 ル・ミリオー・ヴァン(最高級ワイン)

まず幕開けは5大ワインに扮した美女の登場から。銀橋に静かに出てくるデカめのシルエット。そう…これは演出・藤井大介ショー…藤井先生の好物といえば…男役の女装…!!というわけで、花組が誇る2番手以下の花男5人衆、芹香斗亜様(キキ)・柚香光様(かれー)・瀬戸かずや様(あきら)・鳳月杏様(ちなつ)・水美舞斗様(マイティー)が見事な女装でご登場。女装といっても元々は全員女性なので、一周回って普通に女性になるはず。しかし全員男役を極めつつあるせいで一周半ぐらいしてしまい、結果として女装感がハンパない。特にあきらはベテランのオカマ感がすごい。「アタシ、もうすぐ自分のお店を開くんだ」というところまで来てる。そんなあきらが好き…。一番かわいいのはマイティーかな〜!ギャルっぽい派手めな外巻き金髪が似合う!キキちゃんもかわいいけど、誘惑する時の目つきが男役でしたね…!

5人が「♪私を飲み干して」とやや低めのコーラスで歌いかけるのは、セリ上に現れる酒の神・バッカスに扮した明日海りお様。葡萄とツタがいっぱいくっついた白いお衣装から、シャンパンゴールドとボルドーのお衣装に早替わりし、「サンテ!!」の掛け声で舞台転換、メインテーマへ!!

第1章 フルール・ブランシュ(白い花の香り)

大階段に並ぶたくさんの組子、主題歌の華やかなイントロコーラス、ビカビカに光り出す電飾!!何度観てもこの瞬間が楽しくてたまらないわけで!!藤井先生はショーが始まったーーー!って超ワクワクさせてくれるから好き…!!イントロ2回目の「♪シャルラ シャルラ シャラルララ」でみりお様が右煽って、左煽って、ポーズ!するとこが超かっこよくてドキドキするし、絶対スチール買おうと思ってたのになかった。東京公演で出るといいな〜。

今回の主題歌もイケイケキャッチーですごく楽しい。「ボンニュイ☆」とかはもう余裕で軽くキザれるみりお様、エキサイターを経て花男度がまたグッと上がってて最高〜!「熱いウィンクに〜」の指の振り、銀橋序盤の後ろ足を軽く蹴り上げる振りも好きなので、Blu-ray出たらいっぱいリピートしたい。歌詞も大介節全開で、「セクシー気分味わおうよ」「雨に打たれた孤独な子犬のようだ」とかのパンチライン。ショータイトルのSante‼︎はフランス語で乾杯!なので、歌詞に「君の瞳に乾杯」は予想範囲内でしたけど、「君の命に乾杯」まであって、さすが天下のタカラヅカ!私みたいなカスOL兼ヅカオタの生命にまで乾杯していただいて…痛み入ります…!

銀橋センターで少し絡んで、みりお様から新トップ娘役・仙名彩世様にバトンタッチ。娘役ソロが安心して聴ける嬉しさよ〜。ゆきちゃん→キキちゃん→かれー→あきらちなつマイティーと大好きなメンバーが次々に銀橋を渡る歌い継ぎは本当に楽しいし、入れ替わる時にエア乾杯してはけていくのが可愛い。赤いお衣装へチェンジしたみりお様が戻ってきてのサビの時点で花組のショーは最高〜!て気持ちが高まりまくっているのに、更に今回は客席降りがあるわけで!!2回目の観劇の時は和海しょう様とエア乾杯させていただけて、ノーブルな微笑みに超ときめいたし、「花組のショーは最高」メーターが一瞬で振り切れましたね…。

第2章 アロム・ド・フリュイ(果実の香り)

組子がはけて明日海りお様おひとりが銀橋に残り語りかけてくれる場面。「今宵は僕と♡(花組ポーズ)」のとこで客席からヒュー♡って声が上がる瞬間がめちゃくちゃ好き。みりお様がノリノリでキザってて、男役が本当に楽しいんだろうなって感じがして、客席もキザられてテンションがあがって自然に声が出てて、それを聞いてるみりお様も満足げで、完全にwin-win!さらに歌劇団事業部は収益が上がるわけで、いっそwin-win-win!!全員が得をするタカラヅカという事業、最高では!?公演を重ねるにつれヒュー♡が盛り上がってて、続きの「美味しいワインを飲み明かそう」を言いながら片手を上げて「まぁまぁ」って感じで客席をなだめたりする回もあって、めちゃくちゃみりお様だったし、毎回ほんとに幸せな気持ちになる。

ソムリエに扮した赤ワイン担当・美穂圭子様、白ワイン担当・星条海斗様と一緒に歌われる沢田研二さんの「あなたに今夜はワインをふりかけ」も、男役がクサく歌うのにぴったりで良かったな〜!

第6場で本舞台に戻るとそこはオシャレなバー。美穂圭子様と星条海斗様が交互に紹介してくれる色んなワインをどんどん飲み干すみりお様。この色んなワイン=色んな花娘なわけで!全員イメージぴったりで藤井先生と握手したい。フランボワーズのワインは音くり寿様と舞空瞳様、シトラスが城妃美伶様と春妃うらら様、ピーチが桜咲彩花様、オレンジが花野じゅりあ様。17歳→20歳→20代後半→30代半ばぐらいの感じかな、かわいいのもセクシーなのも、ほんと花娘はよりどりみどり!!キラキラのトップスターお衣装で猫背になって飲みまくる明日海りお様、最後の酔っ払いタイムでは「楽しいねぇ〜楽しいねぇ〜」とご機嫌バージョン、シクシク泣いてる泣き上戸バージョンと色々あってかわいいし楽しいです!

第3章 オドゥール・アニマル(動物の香り)

みんな大好きジゴロの場面!一般の方には「ジゴロて…笑」と思われがちだけど、タカラヅカでは割と頻繁に登場する現役バリバリの職業ことジゴロ!!スーツにソフト帽、赤リップのジゴロスタイルでクールに歌う芹香斗亜様。目元の影が最高!黄金比!と思ってるうちにどんどん増えるジゴロ。どうやら4つのグループが縄張り争いしてるようで。

肩についた雫を払うような振りが最高のダンサー柚香光様グループ!長い脚でグラビア座り&頷きコンボでお色気重視の瀬戸かずや様グループ!禁断の「フッ」で魔法にかける魔性の美貌、鳳月杏様グループ!そして実は「まともになりたァ〜い」と歌っていた芹香斗亜様グループ!以上4グループがしのぎを削るって…どんな街…全財産握りしめて通う…。

そしてそこへ満を持して現れる明日海りお様。圧倒的なオーラに灰になるっきゃない。ひとつひとつの振り付けが本当にかっこよくて、毎秒死にそうになる。最後には花組の伝統芸・「男役をズラッと一列に並べる」が繰り出され、客席で一言も声を発せず、しかし心の中できゃあきゃあ言ってるのを見透かすように「(人差し指立てて)シーッ」がくるわけで…振付の安寿ミラ先生…本当に有難うございます!!!!

 第8場、明日海りお様・芹香斗亜様・柚香光様以外の花男達がはけ、「そういえば背景の光るモヤシみたいなやつ、なんなん…?」と一瞬冷静になるのも束の間、高級娼婦(ベル・ファム)の仙名彩世様・白姫あかり様・朝月希和様のタコ足ドレスに目を奪われる場面へ。トリプルデュエットダンス、どの組も見たい〜ってめちゃくちゃアワアワする。するけど結局毎回みりゆきペアばっかり見ちゃう。ジゴロと高級娼婦の駆け引き…みりお様のオラオラ感とゆきちゃんのツンとしたレディ感の真っ向勝負…緊張感ある大人のデュエットダンス、みりゆきコンビの魅力のひとつを堪能できました!

第4章 サントゥール・デピス(香辛料の香り)

「フランス料理のフルコース」をテーマにした中詰。まずはお貴族衣装の夕霧らい様・梅咲衣舞様が晩餐会へ向かう銀橋わたりから。花男イチの濃度を誇るらいらい、小芝居の女神イブ氏は今回で退団されるわけで…寂しい…と客席がしんみりしないよう、明るく楽しく歌いながら銀橋を渡り、「メルシー!」と客席にとびきりの笑顔を見せてくれるお二人。退団者にきちんとこういう場面を作ってくれるのは本当にタカラヅカの温かいところだと思う。

第10場、フルコースの前に厨房へ。シェフの柚香光様とアシスタントの城妃美伶様と若手男役さん達の場面。しろきみちゃんのコック帽&おさげがめちゃくちゃかわいい〜。長くつ下のピッピみたいな、毛先が上向きのおてんばおさげ!ちょこまか動くのも合わせて、100点満点のキュートっぷり!若手男役さんの中ではおたま担当ではしゃぎたおしてる亜蓮冬馬様が好き!

第11場からいよいよ始まるフルコース!まずはオードブルの男Sことサラダの瀬戸かずや様のかけ声から。袖口にレタス、ではなく鮮やかなグリーンのフリルがあしらわれたサンバのお衣装。そして歌うのは『モン・パリ』誕生90周年ということでパリ推しのパリメドレー!前菜の次は黄色のフリル・ポタージュの星条海斗様と花野じゅりあ様。「♪パリ 可愛いブロンド」「可愛いブロンド」の掛け合いの説得力よ…!続いて水色フリル・魚の芹香斗亜様。銀色のラメラメした布地でより一層の青魚感。ピチピチと爽やかに「♪ラパ〜ラパッパ〜ン」と銀橋を渡っていくキキちゃんがなんかすごく愛せる!自然と手拍子もおこるよね!

待ってましたのメイン料理、お肉の明日海りお様と仙名彩世様。美穂圭子様のお歌が始まった時点で、お肉の中でも熟成肉では…と思えるムーディーな雰囲気の中、回るセリ上でのデュエットダンス。ここはどちらかというとゆきちゃんがみりお様に縋るような雰囲気。ヘアバンドの内側の凝った編み込みがとても綺麗で、ゆきちゃんのそういうセンスの良さが好き…!!

お肉デュエットがセリ下がった後は、紫フリル・フロマージュ(チーズ)の水美舞斗様が銀橋渡りながらの『パリ野郎』、ピンクフリル・アントルメ(デザート)鳳月杏様の『パリ・ジュテーム』。「♪この街に〜裏切られて〜」という歌詞をめちゃくちゃ笑顔で歌うちなつがなんか面白くて毎回見ちゃう。

第12場はロケット!今回のロケット、フレンチカンカンなお衣装が可愛いし、何より柚香光様のロケットボーイがハチャメチャに楽しそうで最高ですね…!すっごくのびのびやってるように見えるし、セリ上から指示を出すところ、自分もお尻をフリフリするところ、カンカンガール達と同じテンションで「キャー!!」って叫ぶところなどなど、見ていて本当に楽しかったな〜。

第13場、中詰のシメはもちろん明日海りお様が再登場しての『モン・パリ』。トップスターといえど、いやトップスターだからこそ女装させたがるのが藤井先生…明日海りお様とて例外ではなく、シルバーのぴったりしたロングドレスにやたら高さのある黒の頭飾りでご登場。麗しの思い出…モン・パリ…じゃなくて明日海りお様の女装…。みりお様、みんながはけた後も銀橋センターに残るので、なにかしてくれるのかな〜と思ったら特に何もせず、ただ時間差ではけていった。せっかくの女装なので、ちょっと長めにガン見させて下さっただけ…?ありがとうね…?

 第5章 エルブ(ハーブの香り)

まだまだ続く女装祭り、ソリスト・瀬戸かずや様と今公演2回目の女装でプリマ・水美舞斗様のアグレッシブなガチバトルラブ・デュエットダンス!マイティーは「魔性の女」という役どころらしいけど「筋肉爆発レディ」の方が正しくない?「♪お前の唇(バ・バ・バン!)」のとこの、胸の前で手を開いて閉じて開く!の振りがめっちゃ好き。あとサンテ観劇済みの友人の前でやると超ウケてくれるのでおすすめ。ほんとにもう…あきらとマイティーで濃厚デュエットダンスとか…なんなん…横でシャバダバ歌わされてる和海しょう様の気持ちにもなって…?歌声最高、あきマイのドヤ顔も最高…早くBlu-ray出ないかな…!

 第6章 オドゥール・ドゥ・トレファクシオン(ローストの香り)

 美穂圭子様がエディット・ピアフ、星条海斗様が恋人のマルセル・セルダンに扮したストーリー仕立ての場面。ナイトクラブで「愛の讃歌」を歌う美穂圭子様。ムーディーな雰囲気の中、寄り添って踊る数組のカップル達。天真みちる様と菜々くらら様とか味わい深いな…と思っていると、駆け込んでくるマルセル!ステージを駆けおりるピアフ!抱擁!周囲はストップモーション!バラの花束を渡し、笑顔で出ていくマルセル!そして聞こえてきたのは飛行機が飛び立つ音と爆発音…!!店出て5秒で撃墜!?えっ店まで戦闘機で来たの!?と初見時は分からなくてびっくりしてしまったけど、セルダン氏の飛行機事故のことを表現しているわけで。爆発の後、花束を抱きしめながらアカペラで愛の讃歌を歌う美穂圭子様はさすがの一言に尽きますね…。

 第7章 スー・ポワ(土の香り)

上手の壁に向かって落ち込んでいる、きれいなヒッピーこと芹香斗亜様。ひとりロードオブザリングかな?というローングな金髪オールバックスタイル、正直超好み!どうやら吟遊詩人なキキちゃん、人々が憎しみと争いに支配されている世を嘆いているようで。柚香光様は天使ちゃんの片羽をむしっちゃうし、さっき濃厚ラブしてた瀬戸かずや様と水美舞斗様も喧嘩してる。ぱっと見、兄弟喧嘩っぽくてちょっとかわいい…そういうのじゃないって分かってるけど…。そんな殺伐とした世に現れた、真っ白なモケモケ貫頭衣みたいなのを着てイバラっぽい冠をつけた明日海りお様。そう、これはジーザス・クライスト=スーパースター@TAKARAZUKA!!四季さんでいう「このワインは私の血潮」案件にインスピレーションを得た場面とのこと。ヅカ版なのでみりお様のイバラの冠はちょっとお花も咲いてます。だってみりお様が美しいから…。キキちゃんが「あなたが犠牲になることはない」と歌って止めるとこ、結構な高音だけどすごく綺麗で良かったな〜!神様なみりお様は荒れる花組子達の中へ飛び込んで、ちなつには平手打ちされ、あきらには膝蹴りされ、とさんざんな迫害を受けてついには命を落としてしまうわけで…!

続く第18場、静寂の中、歌い出す音くり寿様の声が本当に心が洗われるようで…聖歌だと思うけど、曲名が知りたいな…。そして復活するみりお様、「飲み干せ命の水!ワイン!」みたいな明るくエネルギッシュな曲で改心した組子達と全員で爽やかに踊りまくる、よくあるやーつ!!個人的なオススメは改心して踊り出してから全員でジャンプするところで、センターで超フレッシュにジャンプしてる最年長・高翔組長です!

第8章 フェルマンタシオン・マロラクティック(乳酸発酵による香り)

プロローグで5大美女に扮していた5人が今度は男役姿のままで同じメロディーを。歌詞の内容は女装時とは変わっていて、男役としての5人それぞれの目指す男役像みたいなのを感じさせてくれるのが嬉しい。あきらの「大人の色気」とかちなつの「愛に生きたい」とか。マイティーは「完璧な紳士」だったかな?毎回見るたびに、今のこのトップ下5人の布陣が本当に本当に全員大好き…花組にいてくれて有難う…という気持ちで胸がいっぱいになる場面。

続いて第21場は仙名彩世様率いる娘役さん9人が羽根&ダルマの超素敵な場面!ゆきちゃんがその歌唱力を生かして、ちょっとアレンジされた主題歌を歌ってくれてめちゃ可愛いしかっこいい!「♪夜通し〜飲むの!」とか花金夜22時の酒豪OLみたいなこと歌ってても可愛い!最高!これは完全に好みかどうかの話だけど、私はゆきちゃんの輪郭がはっきりしてるまるい声が好きなので、それが聴けて嬉しい。高速での銀橋駆け抜け、最後の「シャルラ♡」ウィンクまで完璧にやり切るゆきちゃん、とってもかっこよかったよ…!

 第9章 フルール・ルージュ(赤い花の香り)

今回の黒燕尾が藤井先生の過去作品『Cocktail』の黒燕尾ということが分かったとき、すごく嬉しかった。匠ひびき様の退団に際して作られた、飾りのないシンプルな黒燕尾で踊る、その完成度の高さ。匠ひびき様のファンの方にとっても大切なナンバーを、今の花組でやらせてくれたことが本当に嬉しい。明日海りお様が大階段でひとりライトを浴びて踊る姿に、男役トップスターとして、こんなに美しい瞬間があるということに毎回ぐっときて泣いてしまう。退団する夕霧らい様とみりお様がひととき並んで踊るところもすごくいい。花男として生き抜いたらい様にふさわしいラスト燕尾。派手にたくさん踊るわけじゃないけど、ひとつひとつの振りから「花男の誇り」「花男の矜持」というものが強く伝わってくる、本当に素晴らしい黒燕尾だった。自分の目で見られたことをとても幸せに思うし、この今の感動をずっとずっと忘れないだろうなぁと思う。

 第23場、安寿ミラ先生が新トップコンビお披露目の為に作って下さったデュエットダンス。明日海りお様もスカステの番組(ナウオン)で言及されてたけど、下手のみりお様の方へクルクル回りながら近づいていって、その真正面でぴたっと向かい合うように止まるの超難しそう…ゆきちゃんの技術力に乾杯したい…!ふたりが出会い、一緒に踊り、一度離れたゆきちゃんに向けてみりお様が大きく腕を広げ、そこにゆきちゃんが飛び込んでゆく…というお披露目デュエットダンスならではの初々しい流れで、でもどこか大人っぽくて、とても良いデュエットダンスだったな〜!みりゆきの未来に幸あれ〜!

終章 Sante!!(最高級ワインをあなたに)

このサンテ!で久しぶりに花組を観たご贔屓が北翔海莉様の友人に「花組のショーってすごいね!パレードのお辞儀の後にもウィンクがきた!」って言われて、確かに…瀬戸かずや様はしてくれる…オペラで見るのクセになっちゃってるもんな…他にもいるのかな…と思って観てたら、天真みちる様がされてましたね!たそ〜!みんな大好きたそ〜!!気になるので他にもお辞儀ウィンクしてる組子がいるのかチェックしたい所存!あと今回はゆきちゃんの頭飾りがまさかのボトル7本?8本?で、気合いが漲ってたな…そりゃ二度見もされるよね…!最後の最後に明日海りお様がセンターでセリ上がって、シャンシャンのワイングラスで思いっきり飲み干す振りをしたりしてて、ご贔屓が楽しそうで私達も嬉しい!!という最高に楽しい気分で終演〜!!藤井先生、有難うございました!!

 

なんとまさかの7000字を超えているわけで…だって心に残ったポイントが多かったから…!セクシー気分を味わいたい方、美しい黒燕尾が観たい方、「最近、自分の命に乾杯してもらってないなぁ…」という方は是非!劇場へ!足をお運び下さい!!

花組公演『邪馬台国の風』追加されたセリフと場面の報連相

6月4日に初観劇して先の感想をしたため、6月10日に2回目を観に行ったところ、休演日をはさんでセリフとプチ場面が追加されてたわけで…!中村先生…!お稽古段階で気づけやーい!

以下、追加されてたところです。私が気づいた分なので、他にも増えてるかもしれません。

 

・お師匠様より念押しメッセージ

第三場にてクコチヒコに斬られたお師匠様、戻ってきたタケヒコの腕の中で生き絶える前に「クコチヒコ、クコチヒコだ…!」と自分を斬った男の名を念押しするセリフが追加。大事なことなので2回言うやつ。これにより、襲われてる現場に居合わせなかったタケヒコにもお師匠様の仇が「狗奴国の兵」ではなく「クコチヒコ」としっかり認識でき、タケヒコとクコチヒコの因縁というか対立軸が強化された。「お師匠様の仇を客席は知ってるけど、タケヒコ自身は知らない」という状況が解消されたのは良かったな〜。だってその方が、演じる明日海りお様としてもきっとやりやすいと思うから…!

・アシラよりメンバー紹介

第五場A、山を降りたタケヒコがアシラを訪ねる場面。初見時は唐突に「あと1人!あと1人だ!」というアシラのセリフから始まっていて、「?何があと1人?」という謎解きスタートしてたところにもセリフが追加に。きちんと「狗奴国の砦へ向かう者は5人、フルドリ!ツブラメ!イサカ!ユズリハ!あと1人だ!」とメンバー選抜中であることがアピールされ、謎解き不要に。良かった…!アシラことちなつの良い声もちょっと多めに聞ける…!

・フルドリよりラブちら見せ

同じく第五場A、狗奴国の砦へ向かう道すがら仲間を紹介してくれるフルドリにも追加セリフが。イサカちゃんのことを話す際、「ツンツンしてるけど本当は優しいやつだ。俺は知ってる。」とやや恋心を匂わすように。

・タケヒコとイサカとお花とフルドリ

第五場AとBの間にプチ場面が追加。クコチヒコとタケヒコの銀橋対比ソングと、次期大巫女オーディションの間ですね。上手側舞台端にお花を手に出てくるイサカちゃん。そこへ通りがかったタケヒコ。花を摘んでたのか、と聞かれて、「狗奴国との争いの中で死んだ弟と妹の為に、川に流すんだ」と静かなトーンで話すイサカちゃん。しゃがみこんだ彼女の隣に同じように腰を下ろし、「弟と、妹か…」と労わるようにイサカの背に手を添えるタケヒコ。ややぎこちなくて、ちょ、なんで急に肩抱いたし!?ってなったけど、そんなタケヒコみりお様もめちゃくちゃ可愛いしレアなのでオッケー!でもきっとどんどん自然になってくるんだろうな…。初々しいタケヒコ様も好き…でも手練れになってもそれはそれで絶対好き…。イサカちゃんにとってタケヒコがちょっと気になる存在になった、ということを印象づける場面として成立させたのは、さすが安定のしろきみちゃん!!そしていい感じの2人を見つけて走り去るフルドリ、というベタ・オブ・ベタなやつも行われておりました。あと場面がいっこ増えた分、暗転もいっこ増えました!

・フルドリよりラブ全部見せ

第九場、「フルドリのラブソング(相手が誰か考えながらお楽しみ下さい)」についても、解消するセリフが追加に。歌い出す前に、手にしている弓について「新しい弓、イサカは気に入ってくれるだろうか」的なひとりごとが増えてて、その弓、イサカへのプレゼントだったんだね…普通に武器の手入れしてるのかと思ってた…。そして歌った後、イサカとの会話の中で弓をプレゼント。これで一件落着、かと思いきや…!これによって新たなつっこみポイントが!!

なんとその弓、祭りに乱入してきた狗奴兵を倒す次の場面でタケヒコが使っているわけで!まさかのフルドリ→イサカ即タケヒコ…?イサカちゃん、完全に新入荷した武器としか思ってなくて、見回りに行くタケヒコに渡しちゃってない…?フルドリ…泣いてない…?とか心配になるので、弓を是非もう1種類ご用意下さい…!!

 

追加に対応する花組子達に心からサンテ!!!!次に観に行ったらまた何か変わってるのかな…えっ…チケット追加しちゃう…?という、ある意味気になる邪馬台国。やいやい言いつつ、千秋楽まで見守ろうと思います!がんばれがんばれ花組子!!

花組公演『邪馬台国の風』感想というかツッコミどころあれこれ

トップ在任中、一度はくるかと覚悟はしてたけど、いよいよ私の愛するご贔屓にもトンチキ作品が回ってきてしまった。先週末、不安を胸に観てきたところ、まーーーー暗転とツッコミどころの多さたるや!!そして山場の少なさたるや!!山も谷もない道じゃつまらない!ジェットコースターにならない!!演出の中村先生、安室ちゃん100回聴いて出直そ??組子は頑張ってたし、明日海りお様は古代でもお美しかったです。

ただもう、DVDが発売されて友人とヤイヤイ言いながら見たら逆に楽しいのでは…?と感じるぐらいツッコミどころだらけだったので、備忘録的にまとめておきます。ネタバレしているのでご注意下さい。

 

第一場 倭国の空(プロローグ)

邪馬台国の兵士と、敵対する狗奴国(くなこく)の兵士の群舞。その中で明日海りお様演じるタケヒコがおそらく主題歌っぽいものを歌うけど、曲が全く耳に残らない。というか全幕通して「ホワワ〜ン古代ファンタジーどす〜」みたいなフンワリした曲が多かった。ちなみに戦を表現した大人数での群舞、後半の山場と繋がってるのかな〜と思ってたけど、なんとここ以外で大人数での立ち回りはありません。まさかのプロローグがMAX。といってもそんな血湧き肉躍る感じでもなく…同じような手法でも『桜華に舞え!』はもっとかっこよかったのにな…。

第二場 李淵とタケヒコ〜第三場 森の小屋

狗奴国の兵に両親を殺され、ひとり逃げまどっていた少年タケヒコが高翔組長演じる李淵(りえん)に助けられるところから本編スタート。背を向けて何かをしている師匠に弟子が挑むも、軽くいなされるお決まりの流れの後、なぜかいきなり「煮え立つ湯の中に手を入れる」という一発芸を披露するお師匠様。びっくりするタケヒコ。「どうやったか、考えてみなさい」と言われたタケヒコ、「うーん…。…。ヤー!(棒術の練習再開)」って考えへんのかーい!!

客席がずっこけてる間に、棒を突き出す練習をしながら、徐々に袖に入っていくタケヒコ。タケヒコだけが完全に隠れ、一瞬、袖に刺さった状態で宙に浮いている棒。まさか、と思った瞬間、青年タケヒコが「ヤー!」つって出てきましたよね…。入れ替わり方もある意味古代。直後のお師匠様の「お前はあっという間に大きくなったなぁ!」に笑いが起きる客席。しかし笑いを取るセリフではないっぽいのが微妙なとこで、いっそ李淵師匠も一瞬でハゲるとかしてくれたら思いっきり笑えるのに!と母に愚痴ったら、「宝塚でハゲはちょっと厳しい」とのことでした。そんな李淵師匠、タケヒコになぜか剣をくれます。幼い頃から叩き込んだのは棒術なのに…なんでなん…。

第四場 森の中

タケヒコが爽やかにはけ、ひとりになったお師匠様のところに芹香斗亜様率いる狗奴国の兵士が登場。今回のキキちゃん演じるクコチヒコ、全体的にダークなビジュアルでめちゃくちゃかっこいい。かっこいいクコチヒコ様、従わないお師匠様を斬ってしまわれます。そして帰りに銀橋で一曲歌われる際、クコチヒコが舞台下手端で振り返る→配下の狗奴兵6名がスッ(しゃがむ)みたいなのがあって、なんなんその「ほな、歌うから」「御意!」的な阿吽の呼吸…狗奴国、仲良し…。

 お師匠様の死に慟哭するタケヒコ様(美しい)を経て再度の森場面、邪馬台国へ向かう途中の仙名彩世様演じる少女マナと護衛の邪馬台国の兵士達に、またもやクコチヒコ達狗奴国の兵士が襲いかかる。そこへ颯爽と現れ、棒術で蹴散らすタケヒコ。ほら〜!剣使ってない〜!!

出会いのやり取りの中で、今度はマナがタケヒコに勾玉のネックレスをくれます。これが後に重要なアイテムに…なれば良かったのにな…。そしてちょうどよく現れる邪馬台国の兵士の長、鳳月杏様演じるアシラ。この方が助けてくれた、と紹介されたタケヒコを兵士に勧誘するも、「いずれ山を降りる」とのこと。タケヒコ、なんかやることあったっけ…??

第五場A 邪馬台から狗奴の砦へ

暗転して邪馬台国の兵士達の稽古場、兵士に志願しにやってくるタケヒコ。て、めっちゃすぐ山降りたね!?さっき一緒に来たら良かったのでは…なんでちょっと焦らしたん…。即仲間になり、即狗奴兵の砦へ向かうタケヒコ。文字通りの即戦力採用。一緒に砦に向かう主なメンツは、花組3番手・柚香光様@フルドリ!昔フルドリを助けた際に喉を負傷し声が出ないイケメン水美舞斗様@ツブラメ!美少女顔で男まさり、城妃美伶様@イサカ!顔採用チーム?ってぐらい全員キラキラしてる〜!ちなみに砦はイサカちゃんが矢を2本射かけただけでメラメラ燃えてたので、藁で出来てたのかもしれません。「このイサカ様を〜」とか言うタイプの女戦士をやってるしろきみちゃんが新鮮で良かったので、まぁいっか〜!

第五場B 大巫女の祈り

専科からご出演の歌ウマ女王・美穂圭子様が大巫女様、居並ぶ巫女達から新しい大巫女を選ぶ場面。マナの仙名彩世様を見つめて、「この娘が次の大巫女となるのか…」と月影先生ばりのモノローグかましてくれました。

第六場 邪馬台国の女王・第七場 タケヒコとヒミコ

ついにヒミコになったマナ。上手の花道から、「女王ヒミコ?あれはマナだ!」て超びっくりしてるタケヒコ。その隣で「マナ??」て全然ぴんときてないアシラ。いやいや!自分が森から邪馬台国まで連れてったよね!?てアシラにびっくりしてる客。でも分かってないアシラちなつはなんか可愛かったな…。

第八場 アケヒと奴王ヨリヒク

アケヒ・花野じゅりあ様の美貌とキャラとラスボス感が凄い。劇団新感線にいそう。ヨリヒク・瀬戸かずや様もお衣装豪華でかっこいいし、美女とイケメンな二人が狗奴国にも通じつつヒミコ失脚の悪だくみしてて、色々濃い〜!最高〜! 

第九場A フルドリ・B 祭り

村の女子・トヨの誘いを断ったフルドリがおもむろに片思いっぽい歌を歌う場面。えっ…相手、誰…?全然そういう場面やセリフなく歌がきたので、フルドリの片思い相手が誰だか分からない。もしやヒミコ?まさかのタケヒコ?歌詞に耳を澄ますも、「黒い瞳〜♪」て、全員やん!!みたいな。結局歌のあとそういう場面があり、イサカちゃんだと判明したものの、じゃあ歌の前にやって欲しかったな…。

第十一場 タケヒコとアケヒ(兵舎)〜第十二場 ヒミコとタケヒコ

アケヒの罠とも知らず、手引きされるままヒミコのお部屋を訪れるタケヒコ。その現場を押さえられ、「神聖な巫女が男子(おのこ)を近づけるとは!女王失格!」と大騒ぎに。それでは聴いて下さい、『ヒミコ様が男子を帳(とばり)の中に侍らせた』の歌!めちゃくちゃそのまんまの歌詞を、しかも2回目は侍らせた→入れられたに変更しただけのやつを歌わされる瀬戸かずや様の気持ちにもなって…。私だったら渡された譜面を二度見しちゃうな…。

 第十三場 ヒミコ糾弾〜第十四場 盟神探湯

「ヒミコに会ったのは裏切り者の可能性について進言する為」とのタケヒコの言葉に焦った裏切り者ことヨリヒクによって、タケヒコはクガタチをすることに。クガタチとは盟神探湯と書く古代の裁判方法で、罪人とされる人が煮え立つ湯に手を入れ、火傷なし→神の加護あり・火傷→神の加護なしと判断されるもの。というこの内容も、花組の歌の女神・芽吹幸奈様が歌ってくれるわけで…「手には〜火傷が〜」みたいな…これもダサ歌詞譜面二度見案件…。

お気づきの通り、お師匠様の一発芸を知っているタケヒコはあっさりクガタチに勝利。お綺麗なままのおててを皆に見せてくれるタケヒコ。「わ〜!すご〜い!」みたいにびっくりしてる村人のリアクション、完全にパラフィンパック後の女子。そしてここでも「奇跡!奇跡!」みたいなダサ歌詞曲その3が歌われるわけで。ちなみに奇跡のタネについては、「水と薬草が役に立った」ぐらいのフンワリさでしか言及されず。水と…薬草で…?無理じゃない…??

 第十五場 ヒミコの寝所

一件落着と思いきや、今度は大変、祈りが神に届かなくなってしまったヒミコ。神の声も聞こえないとのこと、ヨリヒクはここぞとばかりに「神の怒りを買った!その身を神に捧げよ!」とヒミコ処刑を宣言!わっる!ヨリヒクわっる!クコチヒコどこ行った??

幽閉されたヒミコの側に使える音くり寿ちゃん。「ヒミコ様、何かお召し上がりになりませんと…」のセリフといい、完全にロザリー@ベルばら。ヒミコさまの御髪が真っ白になってるのではと二度見しちゃいましたね…。そこへやってくる明日海フェルゼン、ではなくタケヒコ。幽閉といいつつ、警備はゆっるゆるの模様。力を失ったと嘆くヒミコに「女王とかやめよ?ただの女になって一緒に暮らそ?」と持ちかけるタケヒコ。「お粥作るね…」と割と乗り気のヒミコ。ところがどっこい、鈴の音!ヒミコに神のお告げがあり、渓谷に狗奴国の大軍が攻めて来ているとのこと。渓谷まで行って確かめ、ヒミコが処刑される明日の朝までに戻ってくる、そうすればヒミコの力が失われていないことを証明し処刑をやめさせることができる!夜通し走り続ければ間に合う!と仲間4人と出立するタケヒコ。ゆけゆけタケヒコ!!

 第十八場A タケヒコと仲間たち〜C タケヒコのクコチヒコ

暗転し、森の中。仲間4人のうち2人が「もぅマヂ無理。っかれた…」と地面に転がっている衝撃…。ちゃんと渓谷まで行ってお告げの正しさを確認したタケヒコと合流し、よし帰ろう!というところでクコチヒコたちが立ちはだかる!クコチヒコ、なんか久しぶり!!タケヒコを逃がそうと必死に戦う仲間達ですが、ひとり、またひとりと倒れ…ついにクコチヒコと対決し、辛くも勝利したタケヒコも、地面に倒れ、立ち上がることもできない状態。そんなタケヒコを励ますように、それぞれピンスポで照らされて死んだ仲間が語りかけてくるわけで、生きてる間は声が聞けなかったツブラメの「立ち上がれぇー!!」の絶叫はちょっとグッときちゃったな…ベタだけど…。同じくグッときつつ、立てないタケヒコ。結局アシラが迎えに来てくれて、ようやっと邪馬台国へ向かいます。

 第十九場 邪馬台の宮

邪馬台国ではまさにヒミコの処刑の朝。自分の命に代えても、と神意を伝え出兵を促すも、「処刑の後で出兵する」と取り合わないヨリヒク。そこへタケヒコが戻り、ヒミコの言葉が真実であると証明され、ざわめくヨリヒクと諸国の王達。また鈴の音が鳴り、「全てが闇に包まれる」と日蝕の予知で畳みかけるヒミコ!日が欠けてきた!と慌てる面々!「ヒミコを処刑しようとしていることに対する神の怒りだ!今ならまだ間に合う!」とめちゃくちゃ煽るタケヒコ!!舞台上がだんだん暗くなっていき、ついに闇に…と思いきや、光の粒がきらめいて…とってもコスモな空間に…!!

第二十場 邪馬台国の風

暗転し、村の外れか森の中のような場所に二人で立つタケヒコとヒミコ。怯えた諸国の王達が「ヒミコに従います」宣言した後にいい感じに日蝕が終了し、ヒミコは女王に返り咲き、狗奴国との戦にも勝利した模様。狗奴国との総力戦、まさかの事後報告のみとは…。タケヒコは(そういえば)お師匠様の故郷だった魏の国へ渡り、ヒミコは邪馬台国の女王として生きるとのこと。花びら舞い散る中、別れを惜しんで歌う2人を眺めつつ、『マナにもらった勾玉のネックレス…マジで特に使い道なかったな…』と思ってるうちに幕となりました。

 

一回観ただけでこれだけ気になるところがある芝居も昨今なかなか珍しいのでは…?という気持ちでいっぱいだけど、明日海りお様の古代ポニーテール姿とショーを心の支えに手持ち分は観に行く所存です。みんなビジュアルはいいのにな…。

とりあえず今度友人と集まる時は鈴を持っていって、誰かがチリン…と鳴らすたびに「ハッ!!」って床に倒れる神意ごっこをしようと思う次第。「湯気の立つラーメンが見える…!(ラーメン食べに行こ)」とかやりたいな!!

 

ちぎみゆ退団公演・雪組『幕末太陽傳』を観て、「トップコンビ」というものについて考えた

先日、雪組公演『幕末太陽傳』『Dramatic “S”!』を観劇してきた。トップコンビ・早霧せいな様と咲妃みゆ様はじめ、大切な雪組生が合計7名も卒業してしまう涙の退団公演である。つらみしかない。

とはいえそこはさすがの早霧せいな様、カラッと明るく爽やかなお人柄にふさわしく、たくさん笑って元気をもらえて、少しほろっとする人情コメディだった。軽妙さというか、肩の力の抜けた感じで笑いを誘いつつ、優しく語りかける時はめちゃくちゃ心をあったかくしてくれる。最高。私も相模屋で働きたい。わちゃわちゃした雪組生に囲まれて賑やかに日々を送りたい。

ショーは王道の退団ショーと言ってしまえばそれまでだけど、「ドラマティック!エスエス!」と早霧せいな様のイニシャルを叫びまくる主題歌にはじまり、トップコンビのダンスを堪能できるブライアント先生のかっこいい振付場面、次期トップコンビがメインの場面、雪組恒例の『絆』をモチーフにした場面、男役の黒燕尾に白いお衣装でのデュエットダンス、「私の好きな人のイニシャルはエス〜♪」と咲妃みゆ様の公開のろけ歌銀橋渡りと盛り沢山で、最終的にポロポロ泣いた。とてもいいショーだった。後ろの席の方々も号泣してて、「めっちゃ泣くやん!こんなんあと12回も観るの無理じゃない!?」とのこと。12回、存分に泣いて下さいね…。

 

ところで私のご贔屓は麗しの花組トップスター・明日海りお様で、贔屓組も花組である。であるけれども、私は雪組トップコンビ・早霧せいな様と咲妃みゆ様、通称「ちぎみゆ」が大好きでもある。もう見るたびニコニコしちゃう。2人が並んでると無条件に嬉しい。ゆうみブレイクは毎回鬼リピしている。

どこがいいかと聞かれると、2人の相性の良さとかお互いへの信頼感からくる雰囲気の良さがとにかく最高!という意味での「ラブラブ感」がとてもいい。ただ、何となくこの表現に引っかかるものを毎回感じてもいる。それは自分がどこかで、「まぁ2人とも女性だけど」とか「ヅカオタじゃない人からすると、男役・娘役の組合せをカップル扱いする見方に引いてしまうところもあるのでは」とか考えているからだと思う。

ヅカオタの中でも色んなタイプがいて、男役を理想の男性として好きな人、「男役」というファンタジーとして好きな人、ただ美しいものが好きな人と様々なわけで。例えば私は明日海りお様がご結婚されたら超祝福するし、さぞ美しいだろう花嫁姿がめちゃくちゃ見たい。どうにかして見たい。近しいOGジェンヌ様のインスタとか超チェックする。一方で友人の中には男役の結婚とか超ショック、本名とかも知りたくないタイプもいる。十人十色の「好き」がある中で、私は男役も娘役も「夢を叶えた、もしくは夢に向かって頑張っている同じひとりの女性」として好きで、応援しているところが少なからずある。畏れ多くも。ヅカオタにだけ年齢がバレるけど、私は中卒合格してたら88期なので、心の中で88期の皆様を勝手に同期だと思っていたりする。88期が活躍してると嬉しいし、退団しちゃうとめちゃくちゃ寂しい。これはヅカオタあるあるですよね…?

話がズレたけど、そういう視点の私から見たタカラヅカにおけるトップコンビの素晴らしさとは何かをじっくり考えてみた、というのが本日の主題です!

①男役も娘役も、コンビでいるからこそ発揮される魅力がある

言わずもがなトップスターはその組の男役の頂点に立ち、トップ娘役は娘役の頂点に立つ。それぞれその素晴らしさを認められた最高のふたりなので、単体でも魅力的なのは間違いない。ところがコンビになると!そこに「相手役に対してどうであるか」という魅力が上乗せされるのである!!

ちぎみゆで言うと、ちぎさん(早霧せいな様)のゆうみちゃん(咲妃みゆ)への態度は、雪組副組長の奏乃はると様曰く「思春期の中学生のよう」(宝塚GRAPH 2015年9月号)。ゆうみちゃんが司会を務める番組コーナーで、わざわざ2番手・望海風斗様と2人でハートマークを作って、「こっちの方がラブラブだから〜」みたいな分かりやすいことをする。と思えば雑誌の単独インタビューではゆうみちゃんをベタ褒めしていたりする。そして対するゆうみちゃんも、歌劇のポート撮影にちぎさんからプレゼントしてもらった帽子を持って臨んだりする。こういった一つ一つが、舞台上とはまた違った「男役・早霧せいな様の魅力」であり「娘役・咲妃みゆ様の魅力」なんだと思うし、それが見られるのは相手役がいてこそ。ちぎみゆは特にこういうエピソードがたくさんあって楽しいな〜!!

②女性同士のバディ、運命共同体としての魅力がある

例えが古いけど『ナースのお仕事』の朝倉いずみと尾崎先輩や、最近読んだ小説『書店ガール』の西岡理子と小幡亜紀のような女性コンビが好きなので、その観点から見てもトップコンビは最高である。男役の方が学年が上なので、トップコンビは先輩・後輩の間柄でもある。出身地も年齢も違う2人が、同じ「舞台人」として互いに切磋琢磨してより良いコンビを目指すわけで。片方は男役、もう片方は娘役という、それぞれのプロフェッショナルな部分を持ち寄って最高のコンビになろうとしている。なんせトップコンビは組の看板とも言えるので、その責任を担う2人はある意味で運命共同体といえるんじゃないかと思うし、私はそこにめちゃくちゃ物語性を感じてしまう。

これもちぎみゆで言うと、2015年のレビュー本でのちぎさんインタビューがとても良かった。

「常々、彼女には、ふたりの雰囲気が雪組の雰囲気になって、みんなに影響するから私たちの空気感を大切にしようねという話をしています。彼女はそれをちゃんと理解してついてきてくれているので、とても頼もしい相手役です。」(TAKARAZUKA REVUE 2015)

これ。これです。このふたりでひとつのことを担っている感…そして後半のちぎさんのフラット感…!読んだ時に、ちぎみゆはいいトップコンビだなぁと思ったのを覚えている。

 

結論として、男役・娘役としての魅力が多角的に&より強く発揮されるのがトップコンビの素晴らしさであると思う。男役は娘役を愛してこそ、娘役も男役を輝かせてこそ!そういう意味でちぎみゆはほんとうにパーフェクト!!

あとはもう、男女とか女性同士とか細かいことをすっ飛ばして、人としてお互いを大切にしていて気持ちが通じ合っている人同士の関係は見ていて幸せになるよねっていう、そういうことです。ちぎみゆに幸あれ!!!!

 

花組『EXCITER!!2017』感想

ついに、ついに生でエキサイターを観ることができた。スパークリング・ショー『EXCITER!!』は、2009年に花組真飛聖様主演で上演され、翌2010年に同じく花組真飛聖様主演で即再演された、花組の大人気激アツショーである。映像で観て以来大好きで、再演を心の底から望んでいたので、私のご贔屓こと美しく咲き誇る花組トップスター・明日海りお様主演で再々演されると知った日は訳もなく体にパワーが湧き上がって、退社した職場から駅までなぜか走っちゃうぐらい嬉しかった。走って家まで帰れるんじゃないかと思うぐらい、喜びの推進力があった。

そんな最高オブ最高の『EXCITER!!2017』を運良く梅田で2公演、福岡で3公演観劇できたので、その想い出をここに記します!(まさかの5000 字オーバーしています!)

 

第1章 Dream Exciter!!

ドリームゲートキーパーは飛龍つかさ様、帆純まひろ様、泉まいら様。その3名を観ながら、「そうそうこれこれ…このオープニング…これがまぁ様、だいもん、Pちゃんだったのか…」と初演時のメンバーを思い出して早くもグッときてる客席。そしてメインテーマ場面へのワクワクが抑えきれず、前のめりになる気持ちをなんとかなだめる客席。客席を主語にするのは変かもしれないけど、エキサイターに関しては客席の一体感がすごくて、本当にそんな空気だったように思う。

水色の小林幸子装置系お衣装の明日海りお様が登場され、早替わりでそれを脱ぐとエキサイターの代名詞・赤と黒のギラギラお衣装に。すぐにメインテーマではなく、ムーディーなひと場面を挟んでくれるのがありがたい限り。だってまずはエキサイターお衣装の明日海りお様が現実であることを…眉間にしわ寄せてギラギラ濃いめのタンゴを踊る姿が夢じゃないことを…受け止める時間が必要だから…ヅカオタの神様この度は本当に有難うございます…。と言ってる間にメインテーマがくるわけで!ファンも組子も、みんな大好きエキサイター!!みんな歌えるエキサイター!!なんなら踊れるエキサイター!!!!

「火傷するようなエキサイトラブ、気絶するようなエキサイトキッス」「バチバチバチ ショートする熱視線で、ガチガチガチ 離さないもう二度と」というパンチライン溢れる歌詞、キャッチーの見本のようなメロディー、指差してウィンクする最高の振付、男役も娘役も全員赤と黒で統一されたお衣装。私の大好きなエキサイターを私の大好きな今の花組が!!最高に楽しくて最高にスパークリングで、感慨が無量〜!!

誇張じゃなく客席全員そんな感じでめちゃくちゃブラボーが入って、「客席の熱気」を肌で感じた。そこからスポットが集まって、再びメインテーマを別の歌詞で歌い出すゆきちゃんこと、新トップ娘役の仙名彩世様。ゆきちゃんのよく通る綺麗な声で、この娘役ソロ部分を聴けたのがとても嬉しかった。「これが現実ならアイムシンデレラ」とか、可能性が低い立場からトップ娘役に就任したゆきちゃんが歌うと…グッときちゃう…。改めて、トップ娘役就任おめでとうございます…!!

 

第2章 Beautiful Exciter!!

通称デザイナーの場面。5組のカップルがそれぞれの時代のお衣装で登場して歌い踊って繋いでいく構成がとても楽しい。どのカップルも最高。トップバッターの水美舞斗様と桜咲彩花様は十八世紀担当で、タキシードと輪っかのドレス。「コルセット締めつけ」て歌詞のところで、苦しそうに顔をしかめるべーちゃんを助け起こしたマイティーが、自分の頬っぺたをツンとつついて笑顔を促す仕草が最高で、マイティーにこれをされたらたとえアバラが2,3本折れてても笑顔になっちゃうな…。

飛龍つかさ様と城妃美伶様はロックン・ロールカップル。華形ひかる様がやってた熱さと濃度200%の役、今の花組だと誰が出来るんだろう…と思ってたら!我が組には飛龍つかさ様がいた!熱く濃くやってくれててとてもよかったな〜!しろきみちゃんもロングヘアにパンタロンが意外なほど似合ってて、純情可憐なしろきみちゃんにこんな魅力もあるんだ…!とときめいた次第!

そして若さスパークリングカップルの帆純まひろ様と華優希様。フレッシュなお2人に、在りし日の朝夏まなと様と実咲凛音様を重ねてグッと来た方、多数だったかと…。現宙組トップスターのお2人が揃って花組時代、このカップルに抜擢されて初めて組んだ思い出の場面というのは有名な話で、それを今はまた新しい2人が…こうして歴史は続いていく…それが…タカラヅカ…!

 

第3章 Men's Exciter!!

 真飛聖様(ゆうさん)の時はパンダ好きのMr.YUが主人公だった場面。今回はネコ推しの掃除夫RIO-BOYに変更となり、これがもうかわいくてかわいくて!2017年現在、「かわいいにゃ〜」と語尾を猫語にして喋っても反感ゼロ・違和感ゼロの唯一無二の存在…それが明日海りお様…!

バカ社長のREI(柚香光様)、掃除夫長のアキーラ(瀬戸かずや様)、マドンナセンニャ(仙名彩世様)などなど、藤井先生お得意のあて書きワールドが今回のバージョンもしっかりハマっていて、かつ初演・再演のクソ社長のMARIN(悠真倫様)とバカ息子のSO(壮一帆様)の特大顔写真パネルを舞台装置にしたりと組ファンに嬉しい演出も。というか柚香光様は壮一帆様の弟との設定って、兄弟の戦闘値ちょっと高すぎません…?一回並んでもらえます?そんでブロマイドにしてくれます?

前述の登場人物に加え、細縁メガネのウルトライケメンサラリーマンの水美舞斗様が変なテンションで踊り狂ってるのも観たいし、自分があと5人は欲しいな〜そんで観終わったあと集合して「どうやった?」「最高〜!」「こっちも〜!」て話したいな〜と思いつつ必死で観てて超忙しかった思い出。あと明日海りお様、電気でビリビリになるの上手すぎません??

イケてないRIO-BOYがチェンジボックスに入り、ヒョウ柄シャツ&オールバックのオラオライケメンに変身して出てくる場面は何度観ても「この胸のときめきたるや!!」状態になってしまった。客席がどよめき過ぎた回では指を立てての「シーッ」が入ったり、芹香斗亜様をはじめ『MY HERO』チームの組子が見学に来ていた回はヒーロー変身ポーズで出てきたり、最高にかっこよくて楽しかったな〜!!

 

第4章 Love Exciter!!

中詰は超都会的なクラブ(公式)で花組伝統のスーツ芸。ここもとても好き…花男も花娘も滴るようなお色気全開で、むしろ滴りすぎて大洪水…でも下品にならないのはさすが天下のタカラヅカ!あと瀬戸かずや様の「冷たい愛のロープで〜」て歌詞のとこ、両手でロープを伸ばす?みたいな振り付けがかっこいいと面白いの真ん中バースデーで毎回見てしまう〜!

下級生男役さんが娘役さんに絡んでたりするのを見つけると「いいね〜!花男偏差値上昇中〜!」と嬉しくなるけど、高翔みず希組長が華優希ちゃんの腰を抱いてるのを見つけた時は「あっ…本気のやつ…」て超ドキドキしました。組長はガチ。あとこの場面の水美舞斗様の花男濃度がすごくて、成長っぷりにクラクラしました。マイティーは沼。

チェンジボックスで生まれ変わった明日海りお様がご登場されて、色んな娘役さんと絡んでいくとこでもしろきみちゃんが大人っぽくて…清純無垢なしろきみちゃんが…というギャップが素晴らしかった…!キメキメの明日海りお様が色んな娘役を次々と振って歩き、本命・赤ドレスがとても似合うゆきちゃんと駆け引きを繰り広げ、最終的にモノにしてしまう流れ、ベタだけど大好物なので藤井先生には感謝しかありません。総踊りで全員両手で踊るとこ、途中まで明日海りお様だけ片手をポケットに突っ込んでスカして踊るのも本当にかっこよかった〜!!DVDになったら100万回見ちゃうや〜つ!!

そしてここから、通称「ため息」の場面に突入。明日海りお様、柚香光様、瀬戸かずや様の男役3名が「Uh…」とか「Ah…」とか、伴奏をバックにただただ吐息を漏らしながら客席を練り歩く、謎のサービスシーンである。かつて出演された壮一帆様が「めちゃくちゃ恥ずかしい」と言ってたことがあるとかないとか。しかしそこは天下無敵の花男。客席をガンガンに釣りまくっていく。釣り方も三者三様で、明日海りお様はアーネスト・イン・ラブのフィナーレでの「お散歩」っぷり(客先通路をただ歩くだけ)が嘘のように、客の頬を撫でようとしたり、至近距離でウィンクしたり、超積極的に釣っていく。柚香光様は通路に立ち、じっと冷たく見下ろすSっぽいやつ。そして瀬戸かずや様は、ライトが届きにくい上手最前・最端あたりでなんかハチャメチャにやってる。暗がりの中でもバチバチに踊ってて、さすが花組の彼氏!と思って双眼鏡で見てたらウィンクを目撃して勝手に被弾しました!!

 

第5章 Life Exciter!!

ガラッと雰囲気が変わり、キューバハバナが舞台の場面。若者達がお祭りのような雰囲気で踊っている。中心にいるのはハバナクィーン、その恋人のハバナキング、ハバナクィーンを巡ってキングと対立するハバナダンディ。そこへやってくる、「命の意味を求めて旅を続ける放浪の旅人」明日海りお様。役柄のテンションの違いがすごい。なんでここに迷い込んで来ちゃったの!?危ないから帰ろ!?と思ってるうちに、案の定クィーンを巡ってナイフを振り回しての喧嘩になるキングとダンディ。止めに入る旅人。度胸もすごい。キングがダンディに向けてナイフを振りかぶる!そのナイフを旅人が奪う!そして奪ったナイフをえいやっと地面(舞台)に突き立てると雷鳴が轟き、同心円上に吹っ飛ぶ全組子!!なんか分かんないけど、旅人ほんとすごいね!!!!

そして旅人が「命を大切にしよ…?明日を信じよ…?」みたいな壮大な歌を歌い、「いや…女巡って喧嘩してただけなんですけど…?」とポカーンとしてたハバナっ子達(と客席)も徐々に感動的な歌に感化され、仲直りして笑顔で総踊りに。ツッコミどころは多いけど、名曲っぷりに押し切られるこういう場面、嫌いじゃないっていうか最終的にはなんかニコニコしちゃう!!

 

第6章 Tomorrow Exciter!!

銀色のお衣装に変身した元旅人の明日海りお様、なんていうか綺麗なオールドデュトロノミー(キャッツ)だな…と思ってるうちに、場面はロケットを経て、気だるいルンバへ。最後にまたこういう男役の場面があって、エキサイターは本当に油断できない。

そしてデュエットダンス。この場面だけは、初演・再演とは違っていて、新トップコンビ・明日海りお様と仙名彩世様のお披露目ために新しく作られている。色んな意見があるのは承知しているけど、私は仙名彩世様がとても好きで、トップ娘役に就任決定された時は本当に嬉しかった。なのでこのデュエットをすごく楽しみにしていて、結論から言うとめちゃくちゃ最高でなんか泣けてしまった。

男役群舞が終わり、階段上に1人残っているみりお様。静かなバラードが流れる中、袖からゆきちゃんが走り出てきて、高いところにいるみりお様へ手を伸ばす。それはまるで、新しくトップ娘役になったゆきちゃんが「これからお願いします」と言っているようで…。笑顔で両手を広げるみりお様の元へ駆け寄り、一段下からみりお様へそっと寄り添って幸せそうに瞳を閉じるゆきちゃん…から、曲が転調してアップテンポになる。ゆきちゃんがみりお様と同じ段、すぐ隣に並び、同じ振り付けで目線を合わせながら踊り出したのが、「よくある娘役寄り添い型トップコンビだと思いました?違いま〜す!それだけじゃありません!」って感じでとても良かった。

特にみりお様が「ッアーイ!」てかけ声かけて踊ってゆきちゃんを見て、ゆきちゃんが「ッアァーイ!」てしっかりした声量とダンスで応えるところ、みりお様が「やるね〜!」って嬉しそうに楽しそうにニヤッとしてて…。トップコンビとしてきちんとお互いの実力を認め合って、切磋琢磨していきます!というみりゆきの方向性というか、可能性を示される最高のデュエットダンスだったなぁと思う次第です。

パレードはどの作品でも大好きだけど、エキサイターはまた格別に楽しくて!マイティーが1人で降りてくるのが嬉しいしかっこいいし、あきらはお辞儀して去り際にウィンク飛ばすので最後まで被弾しちゃうし、やっぱりメインテーマは最高だしで。そしてご贔屓明日海りお様が幕が降りる最後の最後まで、羽根を背負ってぴょんぴょんステップ踏んでて、お元気っぷりがめちゃくちゃ嬉しかったです。

 

ご贔屓が元気で楽しそうだと幸せなので、エキサイターは最高のwin-winショー!!生で観られて本当に良かった〜!次の花組大劇場公演のショー『Sante!!』も藤井先生なので、めちゃくちゃ楽しみにしています!!

朝の通勤時におすすめのヅカソング8曲

センスが無さすぎてキュレーションメディアの記事みたいなタイトルになってしまった。でもそのまんま、カスOL兼駆け出しのヅカオタの私(電車通勤)が通勤の時によく聴いてる曲を発表する、ただそれだけの回を始めます!!

 

・私だけに/『エリザベート

自尊心がメキメキ高まる1曲。周囲に気を使いすぎて疲れている方がいたら是非これを聴きながら職場に向かっていただきたい。お好きなシシィを選ぶもよし、色んなシシィのこの曲だけを集めた「私だけの私だけにプレイリスト」を作るもよし。大切なのは「話す相手 私が選ぶ」というシシィ様のスーパー強気メンタル。職場だもの、命までは預けはしなくていいんだもの。心折れずに働き成果を上げ、いつかはフランツよろしく上司に信念も曲げさせてみせましょう。お言葉嬉しく伺いました!弊社とともに歩んで参ります!でも私の有休は!!私のもの!!!!

 

・夢を売る男/『オーシャンズ11』

「お金を得るために仕事をしている」と割り切っている人におすすめ。私が聴いているのは花組公演・望海風斗様バージョン。金があれば〜?地位が買える!金があれば〜?愛が買える!金があれば〜?若さも買える!と、心の中でだいもんベネディクト様とのコール&レスポンスを楽しみましょう。ドアボーイしながらホテルの経営を盗み見て勉強した努力家ベネディクト様への敬意も忘れずに。ベネ様すごい!!ベネ様の言う通り!!金があればなんでも買える〜!!チケットも買える〜!!ブルーレイもブロマイドも観劇用の新しい服も買える〜!!

 

・エジプトは領地を広げてる/『王家に捧ぐ歌』

職場で狙ってるポストがある人におすすめ。パンチのきいた「私だ!」×3回繰り返しはイメージトレーニングに最適です。あと自分が営業職の時にこの曲を知っていたら、外回り中にも聴いただろうな〜と思う。私はまぁ様のやつを聴いてます。川を越え〜!海を渡り〜!大地を駆け〜!あたりのいけいけドンドン感が最高。ちなみにそのまんまのタイトルと歌詞、キャッチーなメロディーで、カラオケで入れるとヅカオタ以外にもわりと喜ばれる曲でもある。

 

 ・ソーラー・パワー/『ファンキー・サンシャイン』
太陽をテーマにしたショーの主題歌だけあってとにかくエネルギッシュでキャッチー。歌詞はよく聴くと(よく聴かなくても)超トンチキだけど、それを含めて朝からパワーがもらえるので、晴れた日の通勤には是非お聴きいただき、太陽の恵みことソーラーパワーをか・ん・じ・て!いただきたい。大空祐飛様の「ソーラー・パワーを感じろ」「ソーラー・パワーを信じろ」という呼びかけに対して宙組子と一緒に心の中でイェッ!って叫ぶとめちゃくちゃ元気が出る。「お日様、太陽、おてんとさん!」の三段活用といい、パワーワードしかない1曲。

 

・Z-BEAT/『Z-LIVE』

こちらは憂鬱な雨の日に気分を盛り上げられる貴重な曲。雨雲立ちこめる街に明日海りお様の歌声が眩しく差し込むイメージが最高。応援ソングというか、上昇気流ソングというか、自分はまだ実力的に成功者じゃないけど、歌唱的にも成長途中だけど、とにかく「ガンガンいこうぜ」的なフレッシュ感。回そうぜミラーボール…キラキラ光るミラーボール…そう…いつも心にミラーボールを…!!

 

・ひとかけらの勇気/『スカーレット・ピンパーネル』

タイトルそのまま、勇気が欲しい朝に聴きたい1曲。ひとかけらっていうのが、いいですよね。自分の中にそんなに大きな勇気はないけど、ほんのひとかけらなら…片手にぎゅっと握れるぐらいの勇気なら…という気持ちになる。そんないい事っぽく書いてアレなんですけど、私が会社で勇気を奮いおこすのは主に「有休申請」です。登れない山(積まれた仕事)、渡れない川(顔を曇らせる上司)、数多の障壁乗り越え〜て〜!有休下さい!!

 

・銀河の覇者/『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』

会社の中で戦っている人に超おすすめ。凰稀かなめ様の「面白い。勝ってみせよう!」が、ほんとに抜群にかっこいい。自分のひらめきと運に賭けて私も戦ってみたい。年老いたものに耳を貸さずに仲間と共に未来を手に入れてウォーホーしたい。同期とか後輩とかで、自分にとってのキルヒアイスロイエンタール、ミッターマイヤーは誰かなとか考えちゃうし、この曲でやった大運動会入場行進が好き過ぎて曲の最後に「宙!!」って叫びたくなっちゃう。それも含めてとにかく元気の出る1曲。お仕事に〜ファイエル!!

 

・青い星の上で/『夢は世界を翔けめぐる』

しっとり系の朝ソング。別に朝ソングというわけではなくショーの後半にたまにある壮大系ソングなんですけど、特にまだ暗い早朝に出ないといけない日や、何か新しい区切りの朝におすすめ。「この美しく愛しい〜」っていう静かで優しい出だしがいいし、「ああ 今日からは〜」のサビで清々しい気持ちになれるのもいい。今日は昨日と地続きで、いきなり新しい自分に生まれ変われるわけではないけど、少しでも違う1歩を踏み出したい日に勇気をもらえる1曲。

 

朝の通勤時間は1日のプロローグ。あっやっぱりダサすぎるので忘れて下さい。ちなみに上記には入れてないけど、明日海りお様の『Hot Limit』は春夏秋冬聴けてしまう〜!!やっぱりご贔屓が1番!!!!

 

2,700円で買える幸せ界隈のNo. 1

たとえばカジュアルなイタリアンでランチコース。もしくは映画館で映画1本とポップコーンとドリンク。プチプラコスメなら、1つ2つ。狭〜い私の観測範囲で申し訳ないが、2700円で買える幸せというと、こんな感じだろうか。数時間から、持って数日のハピネス。だがしかし、2700円で買えて、1ヶ月まるまる続くハピネスが、この世にはありました!!

それが本日ご紹介する「タカラヅカ・スカイ・ステージ」(以下スカステ)。CS放送の宝塚歌劇専門チャンネルです。こちらのスカパーでのオプションチャンネル料金が2700円。加入すると毎日毎日、起床即タカラヅカ!帰宅即タカラヅカ!あなたのリビングもしくは寝室が、あれっここ劇場ロビーかな?という素晴らしいハピネス空間に早変わり!!

ちなみに、スカパーでのオプションチャンネル料金としては、スペースシャワーTVが月額756円、アニマックスが798円、東映チャンネルがちょっと高くて1620円。平均800円前後の月額料金の中で、はっきり言ってスカステは高い。ところがどっこい、加入してる私からすると、これはもう激安としか言いようがないわけで!ちょっとこれを見て下さい!f:id:konoeri:20170211230738j:image

TCA PRESS(劇場や公式グッズショップで無料配布してる小冊子)の番組表をパシャッと撮ったので、見づらくて申し訳ない。ご覧の通り、朝7時から深夜2時過ぎまで、ひたすらタカラヅカである。メインになるのはもちろん舞台作品で、2月は合計88作品が放送される。それも1990年上演の『宝塚レビュー'90』から2016年上演の『Shakespeare』まで幅広い。DVD販売されていないバウホール作品や、OGの舞台もある。ちなみにタカラヅカのブルーレイは約1万円するので、コスパ的にもスカステは最強である。

そしてこれは加入してから分かったが、オリジナル番組が豊富にあり、それがすこぶる楽しい。代表となるのが、毎日朝・昼・夜の3回放送される「タカラヅカニュース」である。

 名前の通りのニュース番組だが、ひたすらタカラヅカ関連のニュースが続く。初日や千秋楽の模様に稽古場風景、退団者のインタビュー、公演期間限定デザートから新発売のグッズ紹介まで、ありとあらゆるニュースを網羅している。司会ももちろんタカラジェンヌで、スカイ・フェアリーズと呼ばれる各組の男役・娘役のペアが週替わりで担当する。毎日これを見ていると、タカラヅカのニュースにはめちゃくちゃ詳しくなるし、世間のニュースにははちゃめちゃに疎くなる。ただ、仕事で疲れて帰ってきた日など、世の中の辛いニュースに触れたくない時にはタカニュを是非。なんかもうね、平和なので。「次は、娘役ならではの視点でときめきポイントをご紹介する『ときめキュン♡』です☆」とか、ほんと平和で最高。

他にも個性豊かなオリジナル番組があり、私が特に好きなのは下記である。

・Let's♪ダンシング

宝塚歌劇の振付を、スターが解説してレッスンしてくれる番組。レッスンの前の、スターのおすすめストレッチが既に高度過ぎたり、「まずはハットとジャケットをご用意下さい!」でつまずいたりする。タカラジェンヌの身体能力とノリはダテじゃない。「この時の腕のポイントは、『俺の腕に、抱かれろ』という気持ちで」とか教えてくれる天真みちる先生が好き。ちょっと簡単めなやつとか、腕のフリだけとかでも出来るとすごく楽しい!!エキサイターを絶対にマスターしたい!!

・夢みるチカラ

男役スターが、手仕事による「モノづくり」で活躍する女性作家たちを紹介する番組。帽子作家さんや江戸切子作家さんなど、色んな世界の方の話が聞けて楽しいし、「表現する」ことについて男役と意外な共通点があったりするのも面白い。1月はカービング作家の佐藤朋子さん×水美舞斗で、花組の筋肉ことマイティーがソープカービングに挑戦していた。番組最後の視聴者プレゼントのキーワードが「これ、私終わりますか?」だったの、ほんとにマイティーがマイティーで最高だったな〜!

・翔け!すみれんず again!

日本全国から集ったタカラジェンヌが、出身地を紹介する番組。「全国各地のタカラヅカファンもスターの出身地の魅力を知り、同郷意識を持ったり、今度その地を訪れたくなったり、そんなタカラヅカで結ばれたすみれフレンズ」がすみれんず、ということのようで、確かに自分と同じ出身地のジェンヌさんは応援したくなっちゃうし、「この人とこの人、同じ県なのか〜!」という驚きがあったりする。出身地ロケをするのは下級生が多く、母校を訪れてはしゃいでたりしていて微笑ましさがすごい。あとトップスター・トップ娘役もインタビューVTRで登場したりするので地味に要録画番組である。ご贔屓・明日海りお様も東海エリアの回で静岡県の魅力を話していて、いっぱい編集されていてかわいかった…みりおタイム(のんびり考える、独特の間)がいっぱい発生したのかな…

これ以外にもまだまだアツい番組が盛りだくさんで、日々ハードディスクの残量とにらめっこしている次第。月初がね…大変で…月が変わってファーストランがまとまってやってくるから…。でも幸せ〜!!月々2700円で買える、こんなハピネスがあっていいのかな〜!!未加入のヅカオタの皆さん、是非ご検討下さい!!